
量産体制について

開発・試作〜量産納入は明確に組織化されており、
各部門のスペシャリストが一つとなって品質保証に努めております。
アテックスは金属部材と樹脂を一体化するインサート成形に特化しており、 20トン〜220トンまで製品サイズに影響されず幅広く対応が可能であり、全て縦型ロータリーで揃えています。
各自動車メーカー、各電機メーカー様との直接取引も多数実績があり、顧客オリジナル及びTS16949に合わせた品質及び工程監査をクリアしております。
量産体制を支える社内教育制度

厚生労働省の国家検定制度を社内教育に取り入れ、現在、技能士が5名在職しています。
- 特級プラスチック
成形技能士 - 2名在職
(技術営業部、製造部) - 1級プラスチック
成形技能士 - 1名在職
(製造部) - 2級プラスチック
成形技能士 - 2名在職
(製造部)
アテックスの得意分野

- 金属と樹脂を一体化するインサート成形に特化
- 樹脂のスペシャリストが新しい工法、形状を研究開発
- 不可能を可能にする射出成形技術
- 設計部門による顧客へ設計提案及びVE提案が可能
特殊な検査装置
X線透過検査機
社内にX線透過装置を保有しており、いつでも非破壊で樹脂内部の状態を確認することが出来ます。 特に樹脂内の金属の変形、樹脂気泡(ボイド)の有無に用いており、一部の顧客には出荷検査成績書にX線透過検査結果を添付しております。
自動画像検査機
金属部品に樹脂バリが付いていないか?XYピッチ寸法が出ているか?等を画像検査にて全数確認しています。 その他、人間が見落としそうなケアレスミスやポカミスをこの装置を用いて自動検査しています。
恒温槽、ヒートサイクル試験機(環境試験機)
自動車部品特有の低温、高温、高湿環境化を作り、製品に及ぼす影響を確認しています。 低温−40℃、高温160℃(MAX300℃)まで漕内温度を変化させることが可能です。弊社製作の製品に高い信頼性を得られています。

京都事業所の研究開発機能
1.次世代SiCハイパワーインバータモジュールの研究開発
半導体を一体化するモジュール(ケース)の金属インサート成形品の設計、研究開発、評価試作、量産を行える機能を持たせます。

2.リチウムイオン二次電池用電圧検知、温度検知用モジュールの研究開発
車載及び定置用のリチウムイオン電池の直列並列配線、電圧検知等を一体化して量産性向上に貢献。
社内で研究開発、形状検討、設計を行い顧客提案を行っています。
量産実績:自動車用EV二次電池用電圧検知モジュール(右写真)
